社会保険に関する一般常識



 社一選択は、児童手当法からの出題です。
 全て基本的事項ですので、全問正答可能な問題でした。救済の入る見込みは薄いと思われます。  
 



 社一については、選択のみならず、択一もすべての問題が法律系でした。労一で点がとれない場
 合でも、択一では社一で足切を免れることができますので、法律系は落とせないところです。
 



 【問7】 社会保険審査官及び社会保険審査会法等に関する次の記述のうち、誤っているものは
      どれか。

 
A 健康保険法第189条、船員保険法第63条、厚生年金保険法第90条及び石炭鉱業年金基金
   法第33条第1項並びに国民年金法第101条等の規定による審査請求の事件を取り扱わせる
   ため、各地方社会保険事務局に社会保険審査官が置かれる。

 B 社会保険審査官は、厚生労働省の職員のうちから厚生労働大臣が命ずる。

 C 健康保険法第189条第1項、船員保険法第63条第1項、厚生年金保険法第90条第1項若し
   くは石炭鉱業年金基金法第33条第1項又は国民年金法第101条第1項の規定による再審査
   請求は、社会保険審査官の決定書の謄本が送付された日の翌日から起算して90日以内にし
   なければならない。

 D 社会保険審査会の会務の処理(再審査請求又は審査請求の事件の取扱いを除く。)は、委員
   長及び委員の全員の会議の議決によるものとされている。

 E 社会保険審査会は、厚生労働大臣の所轄のもとに置かれ、委員長および委員5人をもって組
   織される。社会保険審査会の委員長及び委員は、衆参両議院の同意を得て、厚生労働大臣
   が任命する。


 【解答】

 C
 社会保険審査会法からの出題でした。正誤の判定に迷う問題もありますが、横断整理集を活用
 した方は全く問題なく解答できたと思います。審査請求、再審査請求とも徴収法の再審査請求の
 30日を除いてすべて60日ですので、Cが明らかに誤りの肢となり、ピンポイントで解答できまし
 た。

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