労動者災害補償保険法
1問目は業務災害の定義と労災保険の目的に関する問題で、2問目は派遣労働者に係る業務
災害の認定に関する問題でした。
1問目は定番中の定番ですが、2問目はやや意外な感がしたかもしれません。しかし、問われて
いることは、いたって基本的事項なので全問正解も十分狙える問題です。CとDで、派遣元事業
主と派遣先事業主を逆に入れる可能性がないではありませんが、前後の脈絡から、落ち着いて
考えると間違えることはないと思います。この問題で3点未満の救済は期待できないでしょう。
A・Bは、 「ここが出る!平成22年度本試験直前対策」
ズバリ的中!でした。
問6で脳血管疾患及び虚血性心疾患(負傷に起因するものを除く。)の認定基準についてという
細かい出題が見られるものの全体としては、基本的な事項を問うものが多く、いわゆる基本テキ
ストを読み込んで、理解していれば、十分得点できたと思います。
【問5】 労災保険法に基づく保険給付を受ける権利を有する者が死亡した場合において、その者
に支給しなかったものがあるときは、その者の配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実
上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む。)等であって、その者の死亡の当時その者
と生計を同じくしていたものは、自己の名で、その未支給の保険給付の支給を請求する
ことができるが、この未支給の保険給付を受けるべき者の順位として、正しいものは次の
うちどれか。
A 配偶者、子、父母、祖父母、孫、兄弟姉妹
B 子、配偶者、父母、兄弟姉妹、孫、祖父母
C 配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹
D 子、配偶者、父母、祖父母、兄弟姉妹、孫
E 配偶者、子、父母、祖父母、兄弟姉妹、孫
【解答・解説】
C (法11条第1項)
配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順序である。
覚え方「ハイシフソンソケイ」の通り!
「ここが出る!平成22年度本試験直前対策」ズバリ的中!
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