社会保険に関する一般常識
社一選択は、社会保険労務士法からの出題です。
難解な問題に見えますが、落ち着いて解答すれば、3点は取れる問題でした。D,Eについては、
多くの方が容易に解答したと思われます。
社一については、選択のみならず、択一もすべての問題が法律系でした。労一で点がとれない場
合でも、択一では社一で足切を免れることができますので、法律系は落とせないところです。
【問10】 高齢者の医療の確保に関する法律に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A 国はこの法律の趣旨を尊重し、住民の高齢期にいける医療に要する費用の適正化を図るた
めの取組及び高齢者医療制度の運営が適切かつ円滑に行われるよう所要の施策を実施しな
ければならない。
B 保険者は、加入者の高齢期における健康の保持のために必要な事業を積極的に推進するよ
う努めるとともに、高齢者医療制度の運営が健全かつ円滑に実施されるよう協力しなければ
ならない。
C 都道府県は、都道府県医療費適正化計画を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらか
じめ、関係市町村に協議しなければならない。
D 都道府県は、都道府県医療費適正化計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、これ
を公表するよう努めるとともに、厚生労働大臣に提出するものとする。
E 厚生労働大臣は、都道府県に対し、都道府県医療費適正化計画の作成の手法その他都道府
県医療費適正化計画の作成上重要な技術的事項について必要な助言をすることができる。
【解答・解説】
A
高齢者医療確保法からの出題でした。きちんと同法を勉強していれば、おのずと正誤の判定に
迷わなかったのではないでしょうか。
Bは、「ここが出る!平成24年度本試験直前対策」
ズバリ的中!
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