社会保険に関する一般常識
社一選択は、厚生労働白書、児童手当法及び国民健康保険法に関する出題でした。 しっかり勉強していれば、間違いなく4問は得点できる問題です。救済の入る可能性は少ないと思われます。
社一択一については、3問が法律系の出題でした。労一社一ともに法律系で得点しないと厳しい状態が確立されています。
【問8】
A
加入者である期間を計算する場合には、原則として月によるものとし、加入者の資格を取得した月から加入者の資格を喪失した月の前月までをこれに算入する。ただし、規約で別段の定めをすることができる。
B
確定給付企業年金法における「厚生年金保険の被保険者」には、厚生年金保険法に規定する第4号厚生年金被保険者は含まれない。
C
企業年金基金の設立については、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
D
事業主は、給付に関する事業に要する費用に充てるため、規約で定めるところにより、毎月、翌月末までに掛金を拠出しなければならない。
E
事業主等は企業年金連合会(以下「連合会」という。)を設立することができる。連合会は、都道府県単位で、又は複数の都道府県が共同で設立することができる。
【解答・解説】
正答:A 他の肢で迷っても、ピンポイントで解答できる出題でした。きちんと同法を勉強していれば、問題なく得点できます。基本的事項を理解しておくことが重要といえます。