社会保険に関する一般常識



社一選択は、調査系から1問、残り4問は法律系からの出題でした。
しっかり勉強していれば、少なくとも3問は正答でき、学習の進度に不安のある方でもC,D,Eの3問は正答できる問題です。救済の入る可能性は少ないと思われます。



社一択一については、全問が法律系の出題でした。労一社一ともに法律系で得点しないと厳しい状態が確立されています。



【問7】

船員保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。


育児休業等をしている被保険者(産前産後休業による保険料免除の適用を受けている被保険者を除く。)を使用する船舶所有者が、厚生労働省令で定めるところにより厚生労働大臣に申出したときは、その育児休業等を開始した日の属する月からその育児休業等が終了する日の翌日の属する月の前月までの期間、当該被保険者に関する保険料は徴収されない。

遺族年金を受けることができる遺族の範囲は、被保険者又は被保険者であった者の配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であって、被保険者又は被保険者であった者の死亡の当時その収入によって生計を維持していたものである。なお、年齢に関する要件など所定の要件は満たしているものとする。

被保険者又は被保険者であった者が被保険者の資格を喪失する前に発した職務外の事由による疾病又は負傷及びこれにより発した疾病につき療養のため職務に服することができないときは、その職務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から職務に服することができない期間、傷病手当金を支給する。


障害年金及び遺族年金の支給は、支給すべき事由が生じた月の翌月から始め、支給を受ける権利が消滅した月で終わるものとする。


被保険者が職務上の事由により行方不明となったときは、その期間、被扶養者に対し、行方不明手当金を支給する。ただし、行方不明の期間が1か月未満のときは、この限りでない。

 

【解答・解説】

正答 : C

 

すべて容易に解答できる出題でした。きちんと勉強していれば、問題なく得点できます。法律をしっかり抑えておけば、3問は得点できました。基本的事項を理解しておくことが重要といえます。

Eは、「ここが出る!令和2年度本試験直前対策」 ズバリ的中!



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