【主要な保険制度】
@ 労働者災害補償保険法 → 労働者災害補償保険
A 雇用保険法 → 雇用保険
B 健康保険法 → 医療保険
C 国民年金法 → 年金保険
D 厚生年金保険法 → 年金保険
E 国民健康保険法 → 医療保険
@、A、B、Dを「職域保険」ということがあります。
職域保険というのは、事業所単位で適用されるもので、要件に該当すれば、事業主の保険加入
の意思にかかわらず、加入が強制されるものです。
これに対し、CとEは、自分が住んでいるところ(住所)を基準に個人単位で加入することから
「地域保険」と呼ばれます。
両者は、保険給付の違いもさることながら、保険料を、誰が、どの程度負担するかが大きく異な
ります。
職域保険の場合は、労働者災害補償保険(略して「労災保険」と言います。)を除いて、原則とし
て、事業主と被保険者が半額ずつ負担することになっているので被保険者本人の負担は保険料
全体の約半分となります。
一方、地域保険の保険料は、本人が全額負担することになります。なお、労災保険は、事業主が
全額負担します。
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