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白書の一般非常識!の部
−厚生労働白書(67)− |
今回は、令和3年版厚生労働白書から「非正規雇用労働者の待遇改善、長時間労働の是正等」のうち、「非正規雇用の現状と課題」についての出題です。厚生労働白書は本試験において、選択式で出題されることが多く、みなさんご存知のとおり、1科目あたり5問の出題のうち3点以上得点しなければなりません。選択式は、択一式と違って一連の文章問題ですので、1箇所間違ってしまうと総倒れになることが多く、「流れ」を掴んでおくことが足元をすくわれない一番の対策となります。今回の一般非常識対策に続いて会員専用非常識では、さらに続きをみていきますので、会員の方は必ずチェックしておいてください。 文中の【 】で囲った部分は選択式、囲っていなくて色文字になってる箇所は択一で問われる可能性がありますので、よく確認していきましょう。
近年、パートタイム労働者、【有期雇用労働者】、派遣労働者といった非正規雇用労働者は全体として【増加】傾向にあり、雇用者の【約4割】を占める状況にある。これらは、高齢者が増える中、高齢層での【継続雇用】により非正規雇用が【増加】していることや、景気回復に伴い【女性】を中心にパートなどで働き始める労働者が【増加】していることなどの要因が大きい。 なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、2020(令和2)年には【2,090万人】と、前年比で【減少】した。 高齢者や学生アルバイトなど、非正規雇用の全てが問題というわけではないが、正規雇用を希望しながらそれがかなわず、非正規雇用で働く者(不本意非正規雇用労働者)も【11.5%】(2020年)存在し、特に【25〜34歳】の若年層で【16.8%】(2020年)と【高く】なっている。 非正規雇用労働者は、雇用が不安定、賃金が低い、【能力開発機会】が乏しいなどの課題がある。 一方、非正規雇用労働者の中には「自分の都合のよい時間に働きたいから」等の理由により自ら非正規雇用を選ぶ方もおり、多様な働き方が進む中で、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられることが重要である。
ご理解は進みましたでしょうか。 |